株式会社石井工機

想いを汲み、技術を活かす「技術者」の力で、社会の発展に貢献します。

その後、産業用生産設備のトータルエンジニアリング企業として業務を拡大し、お客様とともにより豊かな社会を創造することを企業命題と考え成長を続けてまいりました。
多くの関連企業様のご協力もあり、今では自動車産業、半導体産業、電子部品産業、建設業界から日用品製造産業まで、さまざまな業界で、多くのお客様からご好評をいただけるものづくり企業となりました。
昨今の製造業では、人手不足による生産力の低下や、機械に精通した技術者が減少し、生産設備の安定稼働ができない、技術承継をすべき人材の確保ができない、といった「人」に関わる諸処の問題が生まれてきているという声をよく耳にします。
弊社では、社員全員を「技術者」と位置付けています。技術者とは、単に技術を持っているだけでなく、それぞれの持つ個性を創意工夫によって最大限に発揮することのできる人間と考えています。
私たちには、製造業が抱える「人」の問題を解決するための知識・技術・経験、そしてそれを活かすことのできる熱意と心をもった、誇りと責任ある技術者の力があります。今後もこの技術者の力を研鑽し続け、地域と社会の発展に貢献してゆく所存です。
代表取締役社長 石井安美
【会社概要】
社 名 : 株式会社 石井工機
資 本 金 : 4,200万円
代 表 者 : 代表取締役 石井 安美
所 在 地 : 群馬県藤岡市上大塚282-4
創 業 : 昭和41年7月21日
設 立 : 昭和54年3月2日
社 員 数 : 36名(2022年3月現在)
事 業 内 容 : 産業用機械の設計・製作、供給搬送装置製作、各種金属精密部品加工、既存生産設備の改造、メンテナンスサービス
対応業種業界:自動車業界、半導体業界、電子部品業界、精密部品業界、食品業界、物流業界、建材業界、金属加工業界、製紙業界
【社 歴】
1966年 高崎市飯塚町1502-4において石井工機製作所として精密機械部品加工業の創業を開始
1977年 高崎市東部工業団地組合に加入
1979年 資本金500万円にて株式会社設立、社名を石井工機に変更
1980年 高崎市東部工業団地(倉賀野町)に工場建設、資本金1500万円に増資
1991年 第3工場取得
1995年 第3工場を本社に変更
1998年 本社および倉賀野工場を統合、藤岡市に新工場を建設
2002年 資本金を4200万円に増資
2005年 複合旋盤導入、五面加工機導入、五面加工機棟増設
2006年 複合旋盤増設
2011年 組立工場増設(ホクト1号棟・2号棟)
2014年 ワイヤー加工機導入
2015年 建設業許可(機械器具設置工事)取得
2017年 3D-CAD(iCAD SX)導入
2018年 三次元測定機(XM-T1200/1500)導入、複合旋盤増設
2019年 太陽光発電設備設置
2021年 ワイドエリア三次元測定機(WM-3000)導入
【経営理念】
技術者集団として一人ひとりが誇りと責任を持ち、
お客様と共に高品質なトータルエンジニアリングを世界に提供し、
より豊かな社会を創造します。
社員とその家族の幸せと夢を実現するために、
相互に協力して必要な価値を創造します。
【行動指針】
1.誠実・機敏・闘志(ファイト)に徹する
2.創意工夫によって自己の個性を職域に表現する
3.何事も感謝の心で好機(チャンス)に変えていく
4.環境に配慮し、地域の発展に貢献する
5.関連企業と相互に研鑽し合える関係を築く
【事業内容】 ⇒

マンガでわかる石井工機 ⇒

【工場・設備】 ⇒

【4代目社長インタビュー】

約2年勤務し、2000年に石井工機に入社しました。
機械組立を5年間経験し、営業を経て2009年に常務取締役に就任、2020年に代表取締役に就任しました。
実は、私は代表就任時に就任期間を決めていて、2035年に58歳で退任すると社員にも伝えています。私の就任期間を5年残した2030年をひとまずの目標地点と定め、8年ビジョンとして「群馬で一番働きやすい会社」になることを目指しています。
働きやすい会社とは、休み明けの月曜日の朝にワクワクした気持ちで出社できる会社になることではないかと考えています。そのためには、ネガティブなストレスから解放され、やりたいことができ、なりたいものになれる会社になることが必要です。そして、そのことが結果的にステークホルダーの皆さまや地域社会の為にもなると考えています。
また、弊社では社員の人間力を一番の強みだと考えており、お客様からもその点が最も評価されています。働きやすい会社になることで、人間力をさらなる高みへと昇華していきたいと考えています。
創業して56年を迎えておりますが、弊社は年齢構成が偏っていて、30代後半から40代の社員が多数を占めるため、将来を考え昨年より毎年2人の新卒採用に取り組んでいます。現在の想定では8年後には社員数が45人になるため、年間の売上高を現在よりも約20%程度増加させる必要があり、人間力とともに工場や設備、技術も充実させていく必要があります。
やるべきことは多く、私自身もまだまだ経営者として未熟な状態ですが、社員の皆さんと手を携えて進んで行きたいと思います。
〈人生観〉
人を大切にする。
仕事は人と人との繋がりで生まれます。
初代から3代目までは一流の機械系技術者ではありましたが、売る力を伸ばすことができなかった。営業を担当し、お客様から人として評価され、信頼を得ることで次に繋がることを知り、そう考えるようになりました。
〈座右の銘〉
創意工夫
行動指針にも掲げていますが、弊社では仕事に自分にできない創意工夫を加えられる人を「技術者」と定義しています。その意味では、全ての社員が技術者であると考えています。
【福利厚生、教育・人事等】
・飲み会補助「NOMIGO」(年間18,000円)
・健康改善手当(年間10,000円)
・トレーニングジム完備
・45歳時PET-CT検査(約100,000円)
・誕生月特別有休休暇(1日)、誕生日お祝い金
・福利厚生サービス「リロクラブ」への加入
・フットサル活動、自転車サークル
・夏、冬に全員参加の福利厚生行事(旅行、納涼祭、忘年会など)
・頑張ったで賞(吉井高校生徒提案の取り組み)
毎月一番頑張ったと思う人を社員が投票し、一定のポイントが貯まると表彰・賞金
・資格取得、技術習得は全て会社負担で勤務扱い(自己学習も勤務扱い)
・キャリアコンサルティングによる定期的なキャリア支援(5名/月)
・ココロとカラダのキャリアサポート「ココカラ」(2022/4~)
・管理職育成プロジェクト「ToP」(2022/8~)
・JMK(従業員満足度向上)委員会の設置

事業所訪問インタビュー・記事 株式会社群馬webコミュニケーション 赤石陵勇